これはただの日記

なにも考えていないようだ

入社3年目の僕から、社会人1年目の僕に伝えたいこと

僕は社会人になって明日で2年経ちます。

 

ふと思い立って、2年前の僕に伝えたかったことを書いてみようと思います。いつも通り大して深い話はありません。

 

あらかじめ書いとくけど、僕は未だに全然仕事できないし、最近ようやくマシになってきたのではないか・・・と自分で感じる程度のレベルでしかない。それでも少なからず2年は会社で働いたわけで、そこで学んだことは少なからずある。というわけで、2年前の自分に向けて伝えたいことをいくつか書きます。自分宛だとちょっとは上から目線でも良いかな、って。

 

社会人は学生よりたのしい

もうこれだけは絶対に言える。短い期間で見ると、プレッシャーとか何やらで、胃が痛くなる時もあるけど。

 

「これしていいんかな?」はだいたいやっていい

僕は配属当初、「新人やけど通常業務置いて、こんなカンファレンスでて良いんかなー」とか迷ってた。この手のモノはだいたいやっていいし、やったほうが良いとしばらくして気づいた。むしろ新人が前のめりに出席して、情報全部持って帰るくらいのスタンスで良いと思う。ちなみに「新人やけど」とか、自分の経験をもとに判断すること自体早くやめたほうが良い。

 

通常業務以外でチームに貢献できることをさがす

ぼくの場合は情報収集と情報共有がそれにあたる。tech系のニュースで、自分の所属チームに関係するものは積極的に情報共有サイトに展開してる。

一度、僕の共有した情報をもとに、周囲の利害関係者が一斉に行動したことがあった。そのことが密かに自分の中で自信につながったりもしている。

 

先輩は死ぬほど忙しいという前提でうごく

これ配属当初、本当にできなかった。「自分の手からいかに早くボールを次の人に渡すか」ばかりを意識してた。もちろん基本的に仕事は複数人で回すものだから、早くボールを回すことは非常に大事なんだけど、それだけでもダメ。

例えば質問一つとってもそう。「○○が分かりません。教えて下さい。」よりも、「○○が分かりません。自分で調べたら○○だったのですが、合っていますか。」が正しい質問の仕方。これだと、相手に0から説明させなくて済む。

・・・ただし、どこから調べたら検討もつかないくらい分からないなら、早くお手上げする方が良い。

 

謝る能力は死ぬほど大事

早く権限をくれる会社に入った人ほど、自分でも背筋が凍るくらいの失敗をする。背筋凍るって言葉を僕はこれまでナメてた。本当に背筋が凍る。

 

謝るコツはいくつかあって、

  1. 失敗のレベル感を把握すること
  2. 1のレベル感に応じて謝罪方法を変えること
  3. スピードは全てに勝る

あたりだと個人的には思います。

 

若手の特権はつかいまくる

新人の方が、偉い人にむしろ自分の意見を言いやすかったりすると思う。これは感覚値だけど。多分、「この分野についてあまり詳しくないのですが」という文脈を共有しやすいからなのかな。

 

会社へ残す価値は常に考える

特に研修を受けたり、カンファレンスに行く時。業務時間中に外出する訳だから、会社へ残す価値は考えましょう、という話。

 

はやめに学習習慣をつける

だいたいの社会人は社会人になった瞬間に学ぶことをやめる(らしい)。だから早く学習習慣をつけた者勝ちだと僕は思います。

 

活躍してるオトナを何人かみつける

その人の成長スピードを頭の片隅で意識することが大事なんじゃないかな、と。僕がよくやるのは、「あの人は何歳くらいで独立した」とか「何歳くらいで○○へ転職した」とか事例をいくつか覚えています。もちろん実際は、そういう表面的な話自体はどうでもよくて、その人にどういう転機やチャンスがあったんだろう、と調べたり想像することが本当に大事なこと。

具体的な結果を出してるオトナを見つけるのがコツ。

 

定期的に社外の(優秀な)友達と会う

優秀の定義はあなたの相対的な基準で良いと思います。

会社の中にいると自分の市場価値を意識しにくくなると個人的に思います。そういう時に、自分をハッとさせてくれるのが社外の友達だったりする。

 

自分の気持ちは常にオープンにしておく

話しやすい先輩にも話しにくい(と自分が感じる)先輩にも気持ちをオープンにしておくと、いつの間にか全員と話しやすくなります。オトナってこれやるの下手くそだから、1年目の僕ははじめから強く意識しておいた方が良い。

 

結局は日常の繰り返しでしか成長できない

社会人なりたての頃にありがちなのが、日常っぽい日常の繰り返しに気分が沈むこと。で、そういう時は大抵、成功した人が過去に成し遂げたデカイ仕事と、自分の目の前の仕事を比較して、このギャップに苦しみがち。

でも、基本的にデカいことやって一発で成長したなんてウソ。デカいことやってるように見えて、その仕事を分解すると、結局は日常の一つ一つの仕事の積み重ねでしかない。

つまり、結局は日常の繰り返しでしか成長できない。これは僕が2年働いて気づいた一番大事なこと。

  

 

・・・と、これくらいですかね。

多くの新入社員の方は明日が入社式だと思います。金曜日なので飲みすぎないようにお互い気をつけましょう。僕も渋谷で泥酔して倒れないように気をつけます。 

 

最後に本記事で参考にしている考え方が書かれた本を二冊紹介しておきます。