2018年の振り返りを書く。いわゆるエモい風な話しか書いていないので、そういうのを読みたくない方は、戻るボタンをどうぞ。
仕事
力不足を感じた1年だった
2017年の振り返りで、「責任範囲が広がることで成長機会が増え、素晴らしい経験を数多く積めた一年だった」と書いたけど、2018年はその傾向がさらに加速したように感じる。
で、その結果どうなったかというと、2018年は、自分の力不足を感じる機会が以前に比べて圧倒的に増えた。
もっと素晴らしい仕事をできるはず、もっと良いプロセスにできるはず、という気持ちがずっと頭から離れず、とにかく試行錯誤を続けた気がする。で、試行錯誤の過程で、過去の偉人の残した文献に触れたり、1on1で技術顧問の方々に相談し、自分がやっていることとの照らし合わせを繰り返した結果、自分の未熟さに否が応でも向き合わざるを得なかった。
2019年も引き続き、2018年取り組んでいた以下のようなテーマに向き合っていく。もちろん向き合うだけでなく、自分の中での first release の完了条件をそれぞれ定義、チームで共有し、実践できている状態をつくりあげたい。
これ以上は詳しく触れないが、今のように自分が力不足を感じる状況でも、日々チームが素晴らしくなっていく様子を実感できているのは、いつも周囲にいる人たち、特に自チームの仲間のおかげだと心の底から思う。
ソフトウェアエンジニアは中毒性のある仕事
ちなみにマネージャーになった今年も去年と同じだけのコミット数を継続した・・・というものの、実態としては、マネージャーになってから明らかにコードを書く時間は減った。
去年と同じコミット数を継続できたのは、以下理由。
- コードで取り扱っていなかった領域を、コードで取り扱えるように取り組んできたから
- また、マネージャーになる前の時期に、集中してつくりきったものがたまたま数個あった
で、今年1年を通じて改めて思ったのが、ソフトウェアエンジニアは本当に中毒性のある仕事だということ。自分が考えていることを書いて、なにかの問題が解決されていく様子は、何歳になっても本当に楽しい。
個人的には、それと同じくらい チームで問題解決をするプロセスづくり や チームづくり に取り組むのもおもしろい と感じるので、おそらくマネージャー職には向いているのだと思う。
今後、自分がコードを書く時間とマネージャー業をする時間のバランスにどう向き合っていくかは未だに確固たる正解を持っていない。エンジニアリングマネージャー業やっている皆さんはどうやって乗り越えてきたのか…
百人百様な気がしているので、まずは都度ケースバイケースでどうするか考えようと思っている。その結果、自分なりの乗り越え方を見つけられればいいかな。
仕事関連で発表したもの(一部)
Developers Summit 2018
SRE Lounge #2
MANABIYA
Geeks Who Drink
Ansible Night in Tokyo 2018.04
サポーターズCoLab勉強会
July Tech Festa 2018
JDDStudy #3
AWS Startup Tech Meetup #013
SRE大全
Developers Boost
(おまけ)9月の三連休にOKRのことばかり考えてた時のまとめ
どちらかと言えば、施策的な内容だったり、思想的なことを外で話す機会が多いので、業務で書いているコードだったり、つくっているものについて話す機会を2019年は増やせればいいかなあ、とぼんやり思っている。
私事
印象に残ったライブ
- サマソニでThe Bloody Beetroots のライブを見た。あんなにテンションが上がったライブは久しぶりで興奮した。
- 同じくサマソニでBiSHのライブを見た。サマソニナイズ?されていて、事前に予習していたよりもかっこよかった。
- Sweet Love Showerでサカナクションのライブを1年半ぶりくらいに見た。見る度に進化していて、本当にすごいバンド。
- OKAMOTO’S 90’S TOKYO BOYS IN HALL "Studio" も印象に残っている。メンバー同士の仲が良さそうなバンドは見ていて幸せな気持ちになる。
- はじめてNothing's Carved In Stone のワンマンにいった。やっぱすきなバンドはフェスだけでなくワンマン行かなあかんな、とオモタ。最高でした。
- 久しぶりにBlue Note に行って見たBrenna Whitaker も相変わらずよかった。Blue Note 自体が約2年ぶり。Blue Noteといえば、6月のfox capture planのライブに行かなかったのは地味に後悔してる。
来年は、Awesome City ClubとFIVE NEW OLD のライブに行きたい。ちなみに2月のMaroon 5 のチケットを取っているので、今から楽しみにしている。
印象に残った映画
- 『キングスマン ゴールデン・サークル』よかった。前作を見ずに映画館に見に行ってしまったのだけど、アクションシーンがめちゃくちゃかっこよくてしびれた。このシリーズのファンになってしまった。
- 『レディ・プレイヤーワン』過去と未来をつなぐような作品だったというか、そんな感じ。スピルバーグすげえ。
- 『オリエント急行殺人事件』この映画も印象に残っている。人間ドラマとしての完成度が高く、自分が30歳になった時に見たらまた違った感想を持つんだろうな、と思った。
- 『アリー \ スター誕生』アカデミー賞にノミネート確実では。レディー・ガガといえば、ダンサブルな曲の印象が強かったけど、この映画を見て印象が変わった。まだやっているので、見ていない方は年末年始にどうぞ。
- 『シュガー・ラッシュ:オンライン』いやー、これはズルいわ。こんなんおもしろくないわけがない。エンジニア視点だと、エンドロールを眺めているだけでも楽しい作品。
旅行
- 東北旅行で桜の絨毯なるものをはじめて見た。きれいだった。
- 前職同期のみんなと恒例で行ってるキャンプは今年も最高に楽しかった
- バンコクに出張で行った&延泊してアユタヤを見て回った。アユタヤから空港に戻る時間がぎりぎりだったので、現地のドライバーの人と交渉してなんとかしてもらったのが思い出に残っている。空港泊を逃れてよかった。
2018年は毎月1回はどこかに旅行していた気がする。出費氏〜〜。
その他
- 2017年に引き続き太った気がする(いや、太った)
- 今年は良いBeer Bar をあまり発掘できなかった。ビールすきな人誘ってくれ〜〜〜
- ウイスキーもすきなので、ビール以外を飲む時でもどんどん誘ってくれ〜〜〜
- シリコンバレーぜんぶ見た
- 『キングダム』めっちゃおもしろくない?????(今さら)
- 今年も良い本にたくさん出会えた
- 『自衛隊幹部学校戦略教官が教える 〈米軍式〉最強の意思決定』クソ良かったので、みんな騙されたと思って読んで欲しい
- あと、『50(フィフティ) いまの経済をつくったモノ』もバンコクに行く飛行機の中で読んだけど、よかった
- 『歴史は実験できるのか――自然実験が解き明かす人類史』も人類史すきな人にはとりあえず読んどけっておすすめできる本だった(ただ、同じくジャレド・ダイアモンド著の『銃・病原菌・鉄』と比べると、すこし物足りなかった感じは否めない。)
- ビジネスライク(?)な本だと、『Inspired』、『NETFLIXの最強人事戦略』、『サブスクリプション』はよかった。あと、『チームが機能するとはどういうことか』ね。
- そういえば婚約した
2019年もよろしくおねがいします!